ココナッツオイル・・希少な脂肪酸

ココナッツオイルの成分のほとんどは飽和脂肪酸で、バターと同じように悪者扱いされていました。ですがそれは誤解です。

ココナッツオイルは南太平洋諸国でよく食べられていて、実にカロリーの40%をこれらの飽和脂肪酸で摂っていると言われています。
ですが、これだけ飽和脂肪酸を摂っているに関わらず、心臓病のリスクは世界でも最低の位置です。

ココナッツオイルは全ての食品で最も多くの飽和脂肪酸を含んで、コレステロールを増加させるにもかかわらず、心臓病や脳卒中などのリスクには関係ないとわかっています。

ココナッツオイルを摂るとHDLコレステロールが増え、トリグリセリドと小型LDLコレステロールの数は減少します。さらにインスリン濃度の低下にも関係します。

ココナッツオイルの飽和脂肪酸の半分はラウリン酸と呼ばれる特別な飽和脂肪酸です。それは中鎖脂肪酸グリセリドとして知られています。
ラウリン酸は母乳にも含まれている成分で、赤ちゃんの免疫の強化に関与します。細胞、代謝機能、脳や骨にとって非常に重要な成分なのです。