バター・・グラスフェッド が最高

乳製品を健康面から考えた時に、避けるべき理由はあるかもしれませんが、飽和脂肪酸はそれに含まれないと考えています。
実際に様々な研究でも血液中の乳製品由来の飽和脂肪酸を測定しても健康に関しては低リスクだとわかっている。

元々バターの飽和脂肪酸が悪いとされてましたが、実際は母乳も50%以上が飽和脂肪酸であり、母乳で育った子供の方が病気になりにくいなどの研究も飽和脂肪酸が関係あるとされています。

バターは純粋な動物性脂肪で、少しだけタンパクと糖質が残っているだけです。
特にグラスフェッド (牧草育ち)の出すミルクはオメガ3とオメガ6の割合が1:1で理想的です。対してグレインフェッド(通常の穀物で育った牛)はオメガ6の方が5倍以上多く含まれている。

現代人はただでさえ、オメガ6の摂取量が多く、あまりグレインフェッドのバターは個人的にも好ましくなく、摂らないようにしています。
さらにその自然育ちではない穀物などを摂取しているのであれば、環境有害物質や農薬なども含まれているのでそれも摂らないで欲しい理由の1つです。

グラスフェッドバターはカロテンやビタミンAも多く深い黄色をしています。

ビタミンK1, K2なども骨や心臓などにも関与している。
さらに酪酸と呼ばれる脂肪酸を含んでいて、腸の健康も促進し、さらに全身、特に脈管系の炎症なども抑えてくれる働きをします。

グラスフェッドバターで作る、「ギー」もオススメで、ほぼ脂質と乳固形成分だけが残っています。
ギーは熱にも非常に強く、高温での調理にも向いています。ギーは乳製品のアレルギーがある人も使えます。