ぎっくり腰の場合、初期段階では冷やす方が一般的に推奨されます。冷やすことで、炎症や腫れを抑え、痛みを軽減する助けになります。氷や冷却パックを使って、患部を冷やすと良いでしょう。冷やす際には、直接肌に当てる場合は氷や冷却パックをタオルで包んでから使うことが大切です。

ただし、ぎっくり腰の症状が数日以上続く場合や、炎症が落ち着いてきた後は、温めることが効果的です。温めることで筋肉が緩み、血行が良くなります。湿布や温湿布、温熱パッドなどを使って、患部を温めると良いでしょう。ただし、温める際には長時間の使用や高温にならないように注意し、過度な熱を与えないようにしてください。また、温める前には冷やして炎症を抑えた後に行うことが重要です。

ぎっくり腰の場合、冷やすと温めるの両方が効果的な治療法ですが、そのタイミングや症状の状態に応じて使い分けることが重要です。初期段階では冷やし、炎症が落ち着いた後に温めるという順番が一般的です。しかし、個々の状況によって異なるため、医師や専門家のアドバイスを受けることも重要です。